じんドラのカードについて モンスター編

ドラフトで採用した各カードについてコメントします。
魔法罠編エクストラ編もあります。

 

 



デブリの部下と植物

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 全て取り得カードです。
 蘇生効果を内蔵している優秀なチューナーであるバルブスポーア、デブリとの相性は言うまでもなくトークンで時間稼ぎやリリース体の確保もできるダンディ、墓地肥やしをしつつ破壊されても1ドローができるカーガン、下級に対して確実に1:1以上が取れるスノーマン、出されると対処が難しいティタニアル。
 あまり意識されていませんがロンファ1枚から2800打点が出るのは脅威だと思います。
 言うまでもなくデブリは墓地にレベル3の攻撃500以下のモンスターを用意しておけば1枚でレベル7のシンクロドラゴンが立つパワーカードです。ライコウコアラッコを釣って瑚之龍オリエントを出すのもありです。メンコートキャットを釣ってランク4もできます。
 征竜とのシナジーが強く、デブリで罠を踏んでからデブリと破壊されたシンクロドラゴンを除外して征竜を出せますね。(逆も然り)
ダンディをコストにレドックスの効果を使えるとめちゃくちゃ気持ちいいです。

・猫 f:id:jinn8823:20160906002716j:plain

 レスキューキャットは禁止カードだけあってパワーは高く、1枚で盤面を返す力があります。デブリとの違いはピックが窮屈になる反面下準備がいらないことでしょうか。

 ペロペロは墓地に置くだけで妨害しにくいダメステ時の破壊、ブラックパンサーは相手依存ではありますが時に活躍が見込まれます。キャシーは一応キャットで出せますが手札に来た方が嬉しいカードです。「墓地に捨てる」と「墓地に送る」は違うので注意が必要です。コアラッコは完全にキャットで出すことが前提の効果ですが ナチュビの擁立に必要ですし発動できればかなり強いです。条件が少し厳しいですがエアベルンのハンデスは積極的に狙いましょう。

 手札にゴーズorトラゴエディアがいるときにエアベルンの効果が発動すると
チェーン1:ベルン(ターンプレイヤーの強制効果)
チェーン2:ゴーズorトラゴ(非ターンプレイヤーの任意効果)
となるのでモンスターを出してからハンデスが行われます。
 このデッキの問題点はキャットのリクルート先が手札に集合してしまうと弱いというところにあります。サモプリやクリッター、おろ埋マスマティで墓地に落として蘇生するなど素早くキャットにアクセスできるようにするのがいいですね。貪欲な壺を1番強く使えるデッキです。

・アンデット

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 砂塵の悪霊以外をサーチでき、強制なのでタイミングを逃さないゴブリンゾンビ、手札のモンスターを切って墓地のアンデ(重要:相手の墓地でもいい)を蘇生できるゾンマス、どのデッキでも無理なく採用できる自己蘇生もちレベル2チューナーのゾンキャリ、アンデ専用墓地肥やし兼レベルを自由に変えられるチューナーのユニゾンビ、それにアクセスできる陰者、戦闘破壊耐性とハンデス持ちの魂を削る死霊、召喚時に自身以外の表側表示モンスターを全破壊する砂塵の悪霊、そしてターン1制限のないガバガバ蘇生効果持ちの馬頭鬼。
 ゾンマスは効果処理時に表側表示で存在しないといけないので効果にチェーンして月の書や脱出を使えばコストを払わせて効果を無効にできます。
 ゾンキャリで手札にきてしまったディアボをデッキに戻して墓地のディアボの効果を使うのは常套手段です。終末の騎士+手札1枚で6シンクロができることも注目です。
最近のカードなので隠者からユニゾンビをリクルートして1枚で7~8シンクロor4エクシーズができることに目がいきがちですが、ゴブゾン+キャリアでプリューナクをSSして馬頭鬼サーチ、馬頭鬼をコストにブリュ効果、馬頭鬼効果でゴブゾンを蘇生して異次元からの埋葬で以下略と無限にシンクロできることもお忘れなく。
 闇属性が多く、終末ダグレで墓地調整がしやすいので是非ダムドもピックしましょう。

・ライトロード
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 ケアの難しいリバース破壊効果+3枚墓地肥やしのライコウ、墓地のライロを釣り上げるルミナス、21打点になるジェイン、セットされがちな墓地に送り得モンスター(クリッターウィッチダンディなど)や破壊耐性もちをデッキに蹴り飛ばせるエイリン、マスマティが7シンクロに化けるフェリス、奈落チェッカー兼3枚墓地肥やしのライラ、汎用レベル4チューナーのライデン。
 じんドラは墓地を肥やしてなんぼのテーマがほとんどなのでルミナス以外は積極的にピックすべきです。言うまでもなく光の援軍も確保しましょう。
 セットされたライコウを攻撃するときのケアについてですが、裏側のままフィールドから離れさせる(スクドラ帝ブリュ)、メテオバーストorアルマデスで封殺、破壊耐性持ち(クリアウイングスタダ)で攻撃する、ダメージ計算時に聖杯を撃つのが最善です。それができないときはなるべく破壊されてもアドが取れるモンスター(クリッターウィッチカーガンなど)単騎で殴りにいきましょう。特に後攻1ターン目はそれがしやすいです。女戦士だったときは泣きましょう。

・HERO

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 同名サーチ可能で最低限の打点もあるパワカのエアーマン、今回のドラフトでは活かされることは少ないですが光戦士通常1900という恵まれたステータスのアナネオ、ワンチャンを産む可能性のあるバブルマン、墓地に送られた場合にHEROをサーチできるシャドーミスト。ドラフトだとモンスターが多めなデッキになるのでバブルマンは使いにくいかもしれません。シャドーミストは手札コストにでもしてエアーマンにアクセスしてください。マスクチェンジダークロウを許すな。
 ディアボリックガイは正しく使えば強いはずです。正しく使えるように2枚くらいさらに追加するかもしれません。Bloo-Dは召喚条件が少し厳しいですが相手だけスキドレ状態&相手のモンスターを装備してパンプできるので狙う価値はあります。スケープゴートやダンディのトークンを使って楽に出しましょう。

・ジェネクス

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 悲しいことに人気がないカード群。
 水属性なら何でも墓地に送ってジェネコン(闇レベル3通常チューナー)をサーチするウンディーネデブリガイド終末マスマティ帝を再利用できるレベル3チューナーのバードマン。ウンディーネで墓地に送る用のモンスターとして、リリース要員となる黄泉ガエル、厳しい条件付きではあるが蘇生効果もちのレベル1チューナーフィッシュボーグガンナー(以下FBG)、相手の特殊召喚に合わせて手札を切ってSSできるドラゴンアイス、無限コストのキラスネ。リリースして出すモンスターとして、何でも除外できて1000バーンの可能性もあるガイウス、相手のデッキトップを固定するライザー、バックを破壊するメビウス
 ドラゴンアイスは見た目がキモいですがキラスネがあれば毎回出せますし、キャシーをコストにすれば相手のフィールドにも触れます。一応タイダルでサーチできます。
FBGの蘇生条件を満たすのが黄泉ガエルウンディーネスノーマンタツノコしかないしハンドコストがいるしシンクロするときも他が水属性じゃないとダメなのでそりゃ誰も取らないなって納得しました。ただ黄泉ガエルとシンクロしてフォーミュラになれば手札コストも返ってきてシンクロの縛りを無くすことができます。
 ウンディーネはハンドアド+1と墓地アドを取れる強いカードです。サーチしたジェネコンは誘惑で飛ばすことが多いです。噛み合わせの観点から終末ダグレの闇属性モンスターを採用するのが普通なのでそちらとも共有できます。終末でディアボを落としてから終末を回収してバードマン+ディアボでクロキシアンを出そう!
 ライザーガイウスはどのデッキでも1枚入れておくと便利ですよ。

・ドラゴン族

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 征竜様。カードwikiで征竜のページを読みましょう。征竜を誰かがガメることはそうそうないはずなので征竜デッキは組まれないでしょう。メインだけならモンスターの数は地>風>水>炎です。
 コラプワイバーは集まらないと強くないので誰も集めない傾向にあるので流れを読んでピックしましょう。最低3枚はほしいです。コラプワイバーのどっちか+ジャンクシンクロンで1チューナーを釣ることができればライブラ+レベル7シンクロ+1ドローです。白黒ジャンドのよくある展開パターンですね。光と闇の竜は出せればなかなか強いはずです。少なくとも罠ビはかなりのアド損を覚悟しましょう。やっと倒したと思っても墓地からでかいモンスターが出てきます。処理がややこしいカードなので一度wikiを読んでほしいです。ちなみにライロのモンスターか黄泉ガエルでアド損なく無力化できます。

・スピードロイド

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 ベイゴマが強い。以上終わり。
 タケトンボはデブリにヴェーラーを当てられてもSSして7シンクロは通せる、ダンディの綿毛トークンでも条件を満たすとか三つ目のダイスはフリーチェーンなので相手のメイン終了時に発動すればメテバがあっても最初の攻撃は無効化できるとかの小ネタはあります。

・ジャンド&その他チューナー

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 レベル2以下のモンスターを釣り上げて1枚からシンクロ可能なジャンクシンンクロン、釣り上げに反応して手札からSSできてシンクロに使われるとトークンを出すドッペル、自己蘇生持ちのレベル1チューナーのジェットシンクロン、手札の4以下のモンスターをSSしてシンクロに繋げられるレッドリゾネーター、2600以下のモンスターを単体で処理できるゲイル、高レベルシンクロに繋げつつ壁も作れるゴウフウ、チューナーとしては使われないことでお馴染みのヴェーラー。
 ジャンクで釣れる非チューナーのレベル2モンスターがドッペルコアラッコライコウしかいないのでそのうち増やします。

・ガイド族

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 1枚でランク3を作れるガイド、フィールドから墓地に送られると攻撃1500以下をサーチできるクリッター、墓地にモンスターを貯めつつ魔法罠を手札に加えられるクリバン、リバースカードを再利用できる深淵の暗殺者、墓地から蘇生できるエッジインプシザー、壁にもなって後続をサーチできるスカラマリオン、相手のモンスターか魔法罠を除去できるエキセン。


・戦士族

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 絶対に1:1交換するウーマン異次元の女戦士、メリット効果しか書いていないハルベルト、ダメージを受けたときの返しに使えるサウザンドブレード、展開に便利なゴブリンドバーグ、闇の墓地肥やしの終末ダグレ、SSできて2100打点のフォトスラ。

 女戦士は相手のでかいモンスターをどかすだけでなく墓地に送りたくないモンスターを除外できるのがいいですね。対象を取らないのでクリアウイングも飛ばせます。ちなみに大昔の制限カードです。


・魔法使い族 f:id:jinn8823:20160906223337j:plain

 汎用レベル4リクルーターのサモプリ、死んでも1度は蘇るクラウン、SS条件の緩いハットトリッカー、確実に1アドを稼げて奈落チェッカーになるブレイカー、リバースモンスターを再利用でき守備力1050以下のモンスターを処理できる月読命、数々のパワカをサーチできる黒き森のウィッチ、レベル4以下なんでも墓地落としのマスマティ。

 マスマティは9期のカードだけあって汎用性が高いです。ペロペロを落として自爆特攻しながら1ドロー+破壊であったり自己蘇生持ちのモンスターを落としてシンクロにつなげたりできますね。ウィッチは明らかに取り得です。こいつらをシンクロ素材にしてアーカナイトマジシャンを出しましょう。


・その他下級

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 ドラフト環境最強と名高いグレイドル、帝や永続魔法罠を使いまわせるゼピュロス、サーチと特殊召喚を無効にするライオウ、突然出てきてパンプするだけのジュラゲド、手札1枚がモンスター破壊に化ける同族感染ウイルス、ケアの難しいリバース効果、墓地発動効果や手札誘発を止められて打点も高いデスカリバーナイト、ランク4のお供のカゲトカゲジゴバイト、クリッターやウィッチをリクルートできるキラートマト、破壊されたら相手も破壊し後続もリクルートできるファイア・アイスハンド。

 デスカリの無効効果は強制効果なので注意しましょう。間違ってもクリブレの横に召喚してはいけません。有名ですがハンドモンスターはカードを破壊できないと後続をSSできないので、だいたいアイスハンドで途切れます。


・その他上級 

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 手軽に特殊召喚できてそのまま殴ってもシンクロ素材にしてもいいサイドラ、相手の表側のモンスターを処理しつつシンクロやリリースにつなげられるカオスソーサラー、出るなら3枚破壊は確定で28打点のダムド、メインデッキの最高打点と最強の除去である除外効果を持つ開闢、戦闘ダメージをトリガーにSSできるゴーズとトラゴエディア。

 ダムドと開闢はゲームを決めるパワーを持っています。ライラやブレイカーで罠をきっちり踏んでから通したいですね。闇に比べると光モンスターは少な目なので気をつけましょう。

 ゴーズについてですが、ゴーズとカイエントークンは守備表示で出すのが基本です。相手フィールドにレッドデーモンズドラゴンがいるか2600のモンスターがいればその限りではありません。これはエネコンでゴーズのコントロールを奪われた時にライフを削られないためです。ドラフトプールにエネコンが3枚も入っているのでケアしないのは甘えだと思っています。相手ががら空きでエンドしてきた場合は十中八九ゴーズが手札にいます。考えもなしに突っ込んでそのままゴーズに蹂躙されたなどという情けないことにはならないようにしましょう。モンスターが複数いる場合の殴る順番は基本的には低い順です。最初の攻撃でゴーズが出てくるならカイエントークンは破壊することができ、相手がゴーズを温存するのであれば攻撃しないという選択肢が生まれます。ライフの状況にもよりますがそのあたりの駆け引きが面白いですね。

 また、相手フィールドは攻撃表示の1400のモンスターだけでこちらが1800と2800のモンスターがいたとしたら、2800のモンスターから殴りましょう。どちらから殴っても3200ダメージを与えることができますが、ゴーズが出てきたときのカイエンの攻撃力に大きな差があります。まあみなさんわかっていると思いますけど。

 トラゴエディアはコントロール奪取効果やレベル調整効果のほうが本命です。相手の攻撃を耐える最低限の守備力さえあればいいです。小ネタですがゲイルの効果を受けたトラゴエディアは手札の数が変化しても攻撃力は変化しません。

 

 

こんなところですね、またいつか魔法罠とエクストラ編を書くかもしれません。

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